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店頭デリバティブって何?

店頭デリバティブ (てんとうデリバティブ、 英: Over-the-counter derivatives )とは 金融商品取引所 などの 公開市場 を介さず、当事者同士が相対で取引を行う デリバティブ のこと。 OTCデリバティブとも呼ぶ。 公開市場で取引されるデリバティブのことは 市場デリバティブ 、上場デリバティブと呼ぶ。 市場に参加する個人投資家にとっては 市場デリバティブ の方がなじみ深いが、取引規模としては店頭デリバティブの方が圧倒的に大きい。 2013年時点で世界全体の店頭デリバティブの取引残高が約700兆ドルなのに比べ市場デリバティブの取引残高は100兆ドルにも満たない [1] 。

デリバティブって何?

デリバティブは、元々は、金利や債券、株式、通貨といった伝統的な金融商品から派生したものであり、昨今では、複雑な仕組みのものも多いですが、一般的には以下のような特色があります。 ちなみに、本用語の元となる英単語の"derivative"には、「派生的、副次的」といった意味があります。 ◎価格付けの参照先となる 原資産 が存在する。 ◎ ロングポジション (買い持ち)だけでなく、 ショートポジション (売り持ち)の構築も可能である。 ◎通貨スワップなど一部を除けば、元本相当分の手元資金が不要である(元本相当分の資金のやり取りが発生しない)。 ◎少ない資金で効果的に リスクヘッジ や アービトラージ取引 (裁定取引)、 スペキュレーション取引 (投機取引)を行うことができる。

店頭デリバティブ取引は電子取引ですか?

この首脳声明では遅くとも 2012年 までに標準化された店頭デリバティブ取引はすべて電子取引で扱われ、中央清算機構を介した決済が行われるべきであるとされた [6] 。 中央清算機構を介した決済とは従来、相対で行われていた店頭デリバティブ取引の資金決済について、証拠金を担保として中央清算機構が債務を引き受け個々の金融機関の代わりに中央清算機構が資金決済を行うということである [7] 。

デリバティブ取引とは何ですか?

デリバティブ取引とは、先物やスワップ、オプションなどのデリバティブ(金融派生商品)を取引することをいいます。 これには、大きく分けて、「取引所取引」と「店頭取引」の二つがあり、以下のように分類できます。 なお、個人投資家においては、株価指数先物取引や株価指数オプション取引、商品先物取引、デリバティブを組み込んだ商品(仕組預金、仕組債)などが身近なものとなっています。 取引所取引 は、デリバティブ取引所において、標準化したものを売買する取引をいいます。 店頭取引 は、金融機関との相対で、オーダメイドのものを売買する取引をいいます。 ※先渡取引:将来のある時点に、予め定めた価格で、ある特定の商品を売買する予約取引。

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